グローバル化が進み、企業経営の手法は大きく様変わりしました。
とくに現代では、次々にビジネス環境が変化するため、 決まったセオリーに従って行動していれば安心ということはなく、 つねに新しい課題解決方法を探らなければなりません。
そんな現代企業にとって重要なキーワードの一つが、多様性です。
さまざまなバックグラウンドを持つ人が組織に集い、 アイデアを出し合うからこそ、予想外のブレイクスルーが実現する。
そこに至るまで、個人と組織の両方を見ながら 率いていく力が、商学なのです。
経済に関する幅広い分野や、 経営者の実体験に基づくノウハウを学び、 次世代のビジネスリーダーとしての実力を磨いてください。
商学及び経営学の理論的分野と実践的分野の教育研究を行い、地域社会及び国際社会に貢献できる専門的知識と高度の教養を備え、社会に生じる諸問題の解決能力を有する人材を養成することを目的とする。
金融のエキスパートをめざす
金融特別プログラム(商学科)
会計のエキスパートをめざす
会計特別プログラム(経営学科)
海外研修を通して旅行業務を総合的に学ぶ
旅行業務海外研修(共通)
組織運営や仕事に必要なことも学べる
インターンシップ(共通)
幅広い業界を学んだ上で、現場で役立つ専門を究める。
1年次に商学の基礎を学んだあと、2年次に「流通・マーケティングコース」、「地域・観光コース」、「金融ビジネスコース」、「国際ビジネスコース」の4コースを用意。ゼミ活動の中で実践に取り組み、学んだ知識を活かしながら、社会で役立つ専門性はもちろん、知識や経験、行動力も伸ばしていきます。
経営理論を着実に身につけ、ビジネスの現場で実践する。
経営に求められるものは何かということについて幅広く学んだ上で、組織における管理・運営手法、中小企業経営、会計の3分野を学ぶコースを用意。ゼミ活動と合わせて各分野での専門家として活躍する力を育みます。また、「公認会計士」「税理士」などの難関資格の取得実現をサポートする教育も行っています。
広島修道大学商学部は、1960年に本学最初の学部として創設されて以来、時代と社会が求める教育内容の提供に努めてきました。広島修道大学はその設立から広島経済界の要請を反映し、「地域社会の発展に貢献できる人材の養成」、「地域社会と連携した人づくり」、「地域社会に開かれた大学づくり」を理念として出発しましたが、それはすなわち商学部の理念でもあります。
その理念のもとで商学部の教育目標は、「商学部は、商学及び経営学の理論的分野と実践的分野の教育研究を行い、地域社会及び国際社会に貢献できる専門的知識と高度の教養を備え、社会に生じる諸問題の解決能力を有する人材を養成することを目的とする」と定めました。 この教育理念と目的を達成するために、ビジネスに関するさまざまな知識と種々の技法を科学的に学びかつ修得しながら、グルーバル化・情報化時代の課題に対して的確かつ迅速な判断と決断ができる能力を身につけられるよう、カリキュラムの不断の改革に取り組んできました。また、商学部設立以来、地域や産業界との連携を図る教育にも配慮してきました。さらに、近年とくに必要とされる自己表現力も涵養できるよう、自主的、能動的に授業と関わりが持てるような環境作りを推進しています。少人数教育の基盤となるゼミナールを中心として、学生と教員のコミュニケーションを常に図りながら、一人ひとりの学生が充実感をもって学び、思考と行動において自立性を高めることができるよう、多面的な支援を心がけています。
商学部は、学生ひとりひとりが「地球的視野を持って地域社会の発展に貢献できる人材」となることができるよう、以下の3点を学士課程教育において身につけるべき学士力として明示します。
講義、ゼミナール、さらに自学自習により、読む・聴く・書く・話すことの反復をとおして、商学、経営学の知識を獲得・整理し、理解・分析・表現することができ、考え抜くことができるようになること。
修得した知識と技能をもって、自ら課題を発見し、課題の解決に取り組み、その成果を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を持つようになること。
商学、経営学に関する諸領域において、各人が主体性をもって、多様な人々と協働・協創して学び合う態度を養うこと。
キュラム・ポリシー) 商学部は、学生一人ひとりが円滑に大学での学修を開始し、学士課程をとおして深い学識を身につけ、「地球的視野を持って地域社会の発展に貢献できる人材」となることができるよう、以下の3点を教育課程の編成方針として明示します。
学士課程教育に必要な基礎的な知識や技能を身につけるために、初年次教育科目を置きます。高度な知識や技能を習得するために、商学部の主専攻科目を体系的に開設し、主体的な学修を促し情報化やグローバル化の進展にも対応した教育プログラムを設けます。
豊かな人間性を培うために全学共通教育科目を開設し、他の学部・学科・分野の主専攻科目を体系的に学ぶことのできる副専攻制度を設けます。
実社会・地域社会と連携し、主体性をもって多様な人々との協創を学ぶために、課題解決型実習科目・キャリア教育科目を設け、多様な価値観や異文化を理解するために国際教育科目及び留学制度の充実を図ります。
商学部では、世界、日本および地域社会に関心を持つ人、商学、経営学に関心を持つ人、スポーツ・文化活動・ボランティア活動に取り組む人、多様な人々と協創して課題を解決しようとする人を広く国内外から求めます。基本的学力として、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協創して学ぶ態度という学力の3要素を求めます。
商学部は上記の基礎能力や資質を確かめるために、(1)一般入学試験、(2)大学入試センター試験利用入学試験、(3)一般・センター併用入学試験、(4)AOインターアクション入学試験、(5)公募推薦入学試験、(6)指定校推薦入学試験・附属校推薦入学試験、(7)帰国生入学試験、(8)外国人留学生入学試験、(9)編入学試験、学士入学試験を実施します。
商学部の入学者には、カリキュラム・ポリシーにもとづく教育課程を通じてディプロマ・ポリシーで定める1.知識・技能、2.課題の発見と解決(思考力・判断力・表現力を持つようになること)、3.主体性と協創(主体性を持って、多様な人々と協創して学び合う態度)を養い、「地球的視野を持って地域社会の発展に貢献できる人材」を育成します。
情報リテラシーは全学部生が共通して身につけるべき現代の基礎的能力ですので、修道スタンダードの不可欠な教育内容として「情報処理入門I」が組み込まれています。そこでは、文書作成、表計算など基礎的な理論と技法を学びことができます。商学部ではそれとは別に中級者向けの「情報処理」を設け、データ処理、電子メール、インターネットの利用など、より詳しく情報処理について学ぶことができます。
経営者がビジネスの現場を語る!
社会で役立つ経営理論の活かし方。
「社長になりたい」「後継ぎ候補だけど将来が心配」「なんとなく社長に興味がある」。商学部の学生に多いこうした要望に、中小企業の経営 者と協力して応える授業です。実際の企業経営の話を聞いた上で、経営者や教員とディスカッションします。さらに、各自がリサーチを行うことで、大学で学ぶ経営理論を現実的な経営に結びつけます。